
19歳ルーネと21歳のバエスがツアー初優勝! ミュンヘン&エストリル!
今週はドイツのミュンヘンとポルトガルのエストリルでATP250大会が開催され、2人の若きチャンピオンが誕生しました。
まず、BMWオープン(ドイツ/ミュンヘン/レッドクレー)は1日、シングルス決勝戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク70位のH・ルーネと第8シードのB・ファン・デ・ザンスフルプが、共にツアー初優勝をかけて対戦しました。
序盤からスタートダッシュを見せたファン・デ・ザンスフルプが先にブレークを奪い、ルーネが追いかける展開となりましたが、ルーネがゲームカウント1-4から3-4に挽回した時点で、ファン・デ・ザンスフルプが途中棄権を申し入れ、思わぬ形で早々に決着。19歳のルーネがツアー初優勝を飾りました。
ルーネは試合後、まず「リードされていたし、たぶん決勝戦の勝ち方としては最悪のものだったと思う。」とおどけて見せ、続けて「もちろん、とてもハッピーだ。1週間を振り返ってみると、言葉では言い表せないような素晴らしい1週間だった。信じられないようなテニスをし、自分のやり方で戦い抜いた。ここミュンヘンで素晴らしい観客の前でプレーができ、初のタイトルを獲得できた。これ以上望むことはない。」と喜びを語りました。また、ファン・デ・ザンスフルプについて、「とてもタフな試合になると思っていたが、実際に彼はとても強くなっていた。一日も早い回復を願っている。」と労いました。
そしてミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル/レッドクレー)では2日、シングルス決勝戦が行われ、世界ランク59位のS・バエスが第5シードのF・ティアフォーを6-3, 6-2のストレートで破り、こちらもキャリア初のタイトルを獲得しました。
バエスは試合後、「すごく緊張してスタートした。ティアフォーが良いスタートを切り、優位に立たれた。でも、第3ゲームを取ることができ、私は良いプレーができるようになった。あの場面が1つの鍵だった。優勝できて本当に嬉しい。」と試合を振り返り、喜びを語りました。
両者ともに、この勝利により世界ランクでキャリアハイを更新。ルーネは70位から45位に、バエスは59位から40位に上昇しました。
それでは、この2つの決勝戦のハイライト映像をご覧ください!
準決勝のハイライトもどうぞ!
【ミュンヘン準決勝】
【エストリル準決勝】