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ナダル、肋骨負傷からの復帰大会で8強入り!マドリッド!

ナダル、肋骨負傷からの復帰大会で8強入り!マドリッド!

3月のBNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ)で準優勝を果たした後、肋骨骨折が判明して休養に入っていたR・ナダルが、約1ヶ月半ぶりにツアーに戻ってきました。その久々の公式戦、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/レッドクレー/ATP1000)に第3シードで出場。4日にナダル自身の初戦であるシングルス2回戦が行われ、世界ランク38位のM・キツマノビッチを6-1, 7-6のストレートで破り、2年連続18度目の初戦突破を果たしました。

ここ何週間での成長が著しいキツマノビッチを破ったナダルは、「全てのカムバックで状況が異なっているから、今回の状況をまとめて、分析する必要があった。ここ数カ月好調だった選手とホームのクレーコートで戦うということは、私にとってとても重要な試合になった。いろんなことを考慮すると、とてもタフな第1ラウンドだったが、私はそれを非常にうまくマネージメントできたと思う。良いレベルでプレーできた。勝利にとても満足している。」と振り返り、続けて「物事が完璧に進むわけではないということを謙虚に受け止め、正しい決意を持って前進し、ポジティブであり続けようと思っている。勝てた試合は全て、ここでもう1試合プレーするためのプレゼントであると受け止めている。」と謙虚に語りました。

そして続く3回戦では、世界ランク60位のD・ゴファンと対戦。マッチポントを握られるところまで追い込まれますが、持ち前のメンタリティーを発揮して、6-3, 5-7, 7-6のフルセットで勝利。16度目のベスト8進出を果たしました。

ナダルは試合後、「とてもタフな試合だったが、非常に高いレベルでプレーができたと思う。しかし同時に、ストレートで試合を終わらすことができるチャンスがあったので、完全には満足していない。ただ、3時間の試合は、フィジカル面のパフォーマンスを高めるのに役立つことも確か。マッチポイントをしのぐこともできたし、そういう意味では重要な勝利だった。これが自信になり、より前進し続けることができる。私には試合が必要だし、より早くフィットしていくためには今日のような一日一日が必要だ。」と前向きに話しました。

次戦の準々決勝でナダルは、第9シードのC・ノリーを6-4, 6-7, 6-3のフルセットで破って勝ち上がった若手のホープ、第7シードのC・アルカラスと対戦します。アルカラスは「ラファには2回負けているので、3回目の対戦がしたかった。去年(マドリッド)や前回(インディアンウェルズ)の試合とは違うものになると思う。ここマドリッドで、スペインの観衆の前でラファと対戦できることにとても興奮している。素晴らしい試合になると思う。」と意気込みを語りました。

それでは、ナダルの2回戦3回戦、アルカラスの3回戦のハイライト映像をご覧ください!







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