• ニュース
  • ニュース配信は、最新のATPやWTAなどの公式サイトが配信している動画を、ニュース記事と合わせて配信している、世界のトップ選手のニュース動画です。
19歳アルカラス、ナダルに続きジョコビッチも撃破!マドリッド準決勝!

19歳アルカラス、ナダルに続きジョコビッチも撃破!マドリッド準決勝!

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/レッドクレー/ATP1000)は6日、シングルス準決勝が行われ、第7シードのC・アルカラスが第1シードのN・ジョコビッチを6-7,7-5,7-6の逆転で破り、大会初の決勝進出を決めました。また、この結果により昨日の記録を更新し、大会最年少ファイナリストとなりました。

勢いのあるアルカラスと、試合を重ねる毎に復調しているジョコビッチの初顔合わせの対戦は、期待通りの大接戦となりましたが、大事な場面でより積極的にプレーしたアルカラスが、最後のタイブレークでも5-5から2ポイント連続のウイナーを決め、3時間35分の死闘を制しました。

アルカラスは試合後、「僅差の試合だった。第1セットはタイブレークまでもつれる接戦だったし、第2セットの終盤にも、ブレークされるピンチがあった。正直なところ、何が勝敗を分けたのかわからない。でも、このような試合に勝つことができて本当にうれしい。昨日はラファに、今日は世界ナンバー1に勝つことができ、明日の決勝に向けて大きな自信になった。おそらく私のキャリアの中でも、人生の中でも、間違いなく最高の日のひとつだ。本当に良い試合ができたと思うし、これからのシーズンでも世界のトッププレーヤーと対戦して彼らに勝ってもっと自信をつけていきたい。私は世界のトップと肩を並べるために、全てのトーナメントで良い試合をすることを心がけている。明日の決勝でもマイアミの時と同じようにベストを尽くすつもり。2度目のマスターズ1000の決勝を戦えることは本当に幸せ。」と、喜びと意気込みを語りました。

一方の敗れたジョコビッチは、「アルカラスを祝福したい。彼の年齢であれほど成熟し、勇気あるプレーをしたことは印象的だ。彼は勝利に値する。」とアルカラスを賞賛すると同時に、「私自身も間違いなく良いテニスができた。つまり、今年一番のプレーだった。この試合に負けた悔しさが過ぎれば、今週はたくさんのポジティブなことを得られると思う。」と自身についても語り、手応えを得ている様子でした。

そしてもう1つの準決勝では、第2シードのA・ズベレフが第4シードのS・チチパスを6-4, 3-6, 6-2のフルセットで破り、2年連続3度目の決勝進出を果たしました。

同大会で通算19勝2敗、トップ10選手との対戦成績は8勝1敗と秀でた結果を残しているディフェンディングチャンピオンのズべレフは、「昨日(オジェ アリアシム戦)から、良いプレーができるようになった。ここで決勝に進出できて、本当に嬉しい。明日は非常にタフな試合になると思うが、何とか自分のベストを尽くしてチャンスを掴みたい。彼に何らかトラブルを与えて、なんとか勝ちたいと思う。」と意気込みを語りました。

今回、両者は3度目の対戦で、過去の対戦では、昨年ズべレフがハードコートで2連勝を挙げています。

それでは、準決勝2試合のハイライト映像をご覧ください!




アルカラスvsジョコビッチのコートレベルハイライトもどうぞ!




関連記事一覧