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ジョコビッチ、2日連続の大記録達成でローマ6度目V!

ジョコビッチ、2日連続の大記録達成でローマ6度目V!

男子テニスのBNLイタリア国際(ローマ/レッドクレー/ATP1000)は15日、シングルス決勝戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチが第4シードのS・チチパスを6-0, 7-6 のストレートで破り、6度目の大会制覇を飾ると共に、史上最多となるATPマスターズ38勝を成し遂げました。

昨日の準決勝では、史上5人目となるツアー大会通算1000勝の金字塔を打ち立てており、2日連続の大記録達成となりました。

ジョコビッチは試合について、「今日は明確なゲームプランがあったので何をすべきか分かっていた。第1セットは完璧なプレーができた。しかし、このレベルでは1ポイント、2ポイントで試合の流れが変わってしまう。第2セットはその通りとなり、少し難しくなった。第3セットに入りそうだったが、私は適切なタイミングで適切なショットを放ち、なんとか挽回した。タイブレークでは、私が少しだけ上回ることができたと思う。」と振り返りました。

また、最大の目標である全仏オープンについて、「ここ数週間、自分にとって最適なプレーを作り上げてきた。モンテカルロとセルビアで抱えていた体力的な問題は、もう解消されたと思う。セルビアからマドリッドまでの間に、多くのフィットネスに時間を費やしてきた。マドリッド以降はフィジカル面も本当に調子が良かった。そして私はいつもここローマでピークを迎える。実際に、このローマで、私が求めていたものを全て手に入れることができた。ローランギャロスに向けて、これ以上のものはない。」と意気込んでいました。

一方敗れたチチパスはジョコビッチについて、「彼は全てを完璧に近い形で調整している。食事や日常生活、テニスなど全てにおいて。彼はF1マシンのようなもので、細かい調整を繰り返している。テニス界のレジェンドや記録更新について語るとき、個人的に彼は最もプロフェッショナルで最高の一人だと思う。」と賞賛しました。

また、全仏オープンについては、「今はアルカラスとジョコビッチが優勝候補だろう。2人とも素晴らしいテニスをしている。私はいくつかの点を改善する必要があるが、全仏オープンが始まるまでに、自分の力でそれを達成したい。これからの2週間はもっと細部にまで気を配る必要があるだろう。自分のテニスで何とか上位に食い込みたい。」と、こちらも意気込みを語りました。

それでは、決勝戦のハイライト映像をご覧ください!




ダブルスでは、身長208センチのイズナーと170センチのシュワルツマンによる身長差38センチの「イズナーマン」ペアが今大会話題となり、決勝まで進出しました。その決勝戦、J・イズナー/ D・シュワルツマン組vs第3シードのN・メクティッチ/ M・パビッチ組のハイライトもどうぞ!




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