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ナダルがジョコビッチを破りレジェンド対決を制す! ズベレフはアルカラスにリベンジ成功!

ナダルがジョコビッチを破りレジェンド対決を制す! ズベレフはアルカラスにリベンジ成功!

テニスの全仏オープン(パリ/レッドクレー/グランドスラム)は31日、男子シングルス準々決勝が行われ、第5シードのR・ナダルが第1シードのN・ジョコビッチを6-2, 4-6, 6-2, 7-6 で破り、6年連続15度目の準決勝進出を果たしました。

ジョコビッチの30勝28敗(クレーコートではナダルが19勝8敗)で迎えた59度目の対戦。まず第1セットは、ナダルが10分を超えるオープニングゲームでいきなりブレークに成功すると流れに乗り、52分で先取します。第2セットも序盤でブレークして3-0としますが、徐々に調子を上げてきたジョコビッチが挽回し、逆に流れを掴んで逆転。予想に違わず、流れが行き来するシーソーゲームとなります。第3セットを獲ったナダルは、第4セット、先にブレークを許しセットポイントのピンチを2度迎えるも、それを凌いでタイブレークに持ち込みます。そしてそのタイブレークではスーパープレーから一気に6-1と突き放し、4時間12分の熱戦に終止符を打ちました。

ナダルは試合後、「私は今日のような夜のためにプレーしている。特別で、より感動的だった。でも、あくまでも今日は準々決勝で、私はまだ何も勝ち取っていない。2日後に、またコートに戻ってきて、ここローランギャロスで準決勝を戦えるよう、準備をしなければならない。」と語り、気を引き締めていました。

一方のジョコビッチは、「もっといいプレーができたとは思うけど、ベストは尽くした。最後の1ポイントまで戦い続けたことを誇りに思う。チャンスはあったが、それを生かせなかった。それだけだ。4時間以上の戦いで、この敗北を受け入れなければならない。今日はより良い選手に負けた。ナダルにおめでとうと言いたい。」と語りました。

そしてもう1つの試合では、第3シードのA・ズベレフが第6シードのC・アルカラスを6-4, 6-4, 4-6, 7-6で下し、5月のムチュア・マドリッド・オープン決勝で敗れたリベンジを果たし、2年連続の準決勝進出を決めました。

ズベレフは、「今日は最初からベストのテニスをしなければいけないと思っていたし、実際にそれができた。ベストのテニスだった。」と振り返り、アルカラスについては、「もちろん彼はこの場所へ戻ってくる、素晴らしい選手だ。試合後、ネットを挟んで彼に『この大会を何度も優勝することになるだろう』と言った。彼が私たちを打ち負かし始めて、私たちにチャンスがなくなる前に優勝したい。」と賞賛しました。

一方のアルカラスは、「この試合では、より良いプレーができたと思う。落ち込むことなく、顔を上げてこの大会を後にすることができた。試合の最後の1秒まで戦い抜いたことを誇りに思う。」と前を向き、続けて「準決勝に進出するのも、グランドスラムで優勝するのも、そう遠い先の話ではないだろう。次回はグランドスラムで優勝したり、準決勝に進めるという自信がある。」と語りました。

それでは、準々決勝2試合のハイライト映像をご覧ください!







4回戦では第2シードのメドベージェフと第4シードのチチパスが敗れる波乱がありました。その2試合のハイライトもどうぞ!

【メドベージェフvsチリッチ】




【チチパスvsルーネ】




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