
チリッチとルードが全仏初の4強入り!チリッチはビッグ4と並ぶ快挙達成!
テニスの全仏オープン(パリ/レッドクレー/グランドスラム)は1日、男子シングルス準々決勝残りの2試合が行われ、M・チリッチとC・ルードが準決勝進出を決めました。
まずは、第20シードのM・チリッチが第7シードのA・ルブレフを5-7, 6-3, 6-4, 3-6, 7-6(10-2)のフルセットで破り、大会初のベスト4進出を果たしました。序盤から拮抗した展開が続き、ファイナルセットのスーパータイブレークまでもつれましたが、その最後の勝負所で積極的なプレーを見せてウイナーを連発したチリッチが、4時間超えの激闘を制しました。
チリッチは試合後、「第5セットは特にすごい戦いだった。私も彼も信じられないほど良いプレーをした。それでも、どちらかが倒れなければならなかったが、今日は私の日だった。」と振り返りました。
チリッチは自身初の全仏オープン4強入りを果たしましたが、これで、現役選手として4大大会すべてで準決勝に進出した5人目の選手となり、フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレーのビッグ4と並ぶ記録を達成する快挙を成し遂げました。
そしてもう一方では、第8シードのC・ルードが世界ランク40位のH・ルーネを6-1, 4-6, 7-6 , 6-3で破り、グランドスラム初のベスト4進出を果たしました。
会見では、「準決勝も今日と同じくタフな試合になるだろう。チリッチは、今週ずっと素晴らしいプレーを見せているので、私は本当に集中し、自分のベストなプレーをしなければならない。グランドスラムの準決勝を戦うのは自分の夢だ。そしてもちろん、でることならば決勝戦も戦いたい。」と意気込みを語りました。
それでは、この準々決勝2試合のハイライト映像をご覧ください!