
ベレッティーニ、2週連続でタイトル獲得!メドベージェフは2週連続決勝で破れる!
男子テニスのシンチ・チャンピオンシップス(ロンドン/芝/ATP500)は19日、シングルス決勝戦が行われ、昨年王者で第2シードのM・ベレッティーニが世界ランク48位のF・クライノビッチを7-5, 6-4のストレートで破って2連覇を達成すると同時に、先週のシュトゥットガルトに続いて2週連続優勝を果たしました。
ベレッティーニは試合後、「本当にたくさんの感情がある。手術から復帰して、2週連続でタイトルを獲るなんて全くの予想外だ。シュツットガルトに着いたときは、あまりいい感じではなかったから。でも、なぜか事がうまく運んだ。本当に驚いている。最も権威のある大会のひとつであるこの大会で、タイトルを防衛することができたのは素晴らしいことだけど、正直、ほとんどがチーム・家族のおかげだと思っている。感謝を述べたい。」と、喜びと感謝を語りました。
昨年のウィンブルドンで準優勝したベレッティーニは、今年のウィンブルドンではランキングポイントが付かずにただ消失するだけになってしまったことを残念がっていただけに、この2週連続優勝はお見事でした。
そして同じ時期に行われたテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ/芝/ATP500)でも19日、同じくシングルス決勝戦が行われ、第5シードのH・フルカチュが第1シードのD・メドベージェフを6-1, 6-4で破り、今季初優勝を飾りました。
フルカチュは試合後、「今年初めてのタイトルを心待ちにしていた。特に芝でのこのタイトルは私にとって特別なものだ。ダニールは信じられないような選手で世界最高のプレーヤーだから、対戦するのはとても難しい。でも今日は、サーブがとても良かったし、序盤で思い通りのショットが打てたから、第1ゲームから勢いがついた。自分のサービスゲームでは2つのデュースをセーブし、ダニールのサービスゲームをブレークすることができたので、勢いに乗ることができた。このような素晴らしい観客の前で勝てて、とてもハッピーだ。」と振り返りました。
一方のメドベージェフは、先週のロスマーレンに続き、2週連続決勝で敗れて準優勝となりましたが、次週もディフェンディングチャンピオンとして、マヨルカオープンに出場します。
それでは、決勝戦2試合のハイライト映像をご覧ください!
それぞれの準決勝のハイライトもどうぞ!
【シンチ・チャンピオンシップス/ベレッティーニvsファンデザンツフルプ、チリッチvsクライノビッチ】
【テラ・ウォルトマンオープン/メドベージェフvsオッテ、キリオスvsフルカチュ】