
ウィンブルドン開幕!ジョコビッチ初戦突破で史上初の快挙!シフィオンテクはマッチ36連勝!
テニスのウィンブルドン(グランドスラム)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、現在ウィンブルドン3連覇中で第1シードのN・ジョコビッチが、世界ランク81位のクォン・スンウを6-3, 3-6, 6-3, 6-4で破り、17大会連続の初戦突破を果たしました。
この勝利により、ウィンブルドンでの通算勝利数を80勝としたジョコビッチは、男女を通じて史上初の『グランドスラム4大会全てでマッチ80勝』という前人未到の大記録を達成しました。
ジョコビッチは試合後、「私にとってここはプレーすること、そして勝つことを夢見るコートだった。子供の頃の夢は全てここで叶ったけど、またセンターコートに戻ってこられたことは光栄だ。私はもう若くはないが、このスポーツに対する愛情はまだまだ燃えている。グランドスラムでは常に、この最高のコートで最高のテニスを提供しよう、と心掛けている。今、80勝を達成したから、次は100勝を目指そうと思っている。」と語りました。
ちなみに、ジョコビッチのグランドスラム成績(優勝回数)は次の通りです。
- 全豪オープン:82勝8敗(9)
- 全仏オープン:85勝16敗(2)
- ウィンブルドン:80勝10敗(6)
- 全米オープン:81勝13敗(3)
そして、マッチ35連勝(6大会連続優勝)で全仏オープンを制覇し、第1シードとしてウィンブルドンに乗り込んできた新女王のI・シフィオンテクは、1回戦で世界ランク252位のJ・フェットを6-0, 6-3のストレートで破り、初戦突破を果たしました。
21歳で世界1位のシフィオンテクは、この勝利によりツアー連勝記録を“36”に伸ばし、2000年以降ではV・ウィリアムズの記録を抜いて歴代単独1位となりました。2000年以降の連勝記録トップ5は次の通りです。
- I・シフィオンテク 36連勝(2022年)
- V・ウィリアムズ 35連勝(2000年)
- S・ウィリアムズ 34連勝(2013年)
- J・エナン 32連勝(2008年)
- S・ウィリアムズ 27連勝(2015年)
それでは、男女第1シードの1回戦のハイライト映像をご覧ください!
ナダルとキリオスの初戦ハイライトもどうぞ!
【ナダルvsセルンドロ】
【キリオスvsジュブ】