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ウィンブルドン2022男子シングルス3回戦

キリオスがチチパス撃破!シフィオンテクは連勝ストップ!イズナーは史上1位の快挙達成!

テニスのウィンブルドン(グランドスラム)は2日、男子シングルス3回戦が行われ、世界ランク40位のN・キリオスが第4シードのS・チチパスを6-7 , 6-4, 6-3, 7-6 の逆転で破り、6年ぶり4度目のベスト16進出を果たしました。

3回戦ながら屈指の好カードが実現し、期待通りの好ゲームとなったこの試合。ファーストサーブからのポイント獲得率で81%の高確率を叩き出し、安定感のあるサービスゲームで優位に立ったキリオスは、ストローク戦やネットプレーでも61本のウィナーを決めるなど攻撃的なプレーで観客を味方につけ、大声援を背に、3時間17分で粘るチチパスを振り切りました。

試合後キリオスは、「ローラーコースターのような試合だったが、要所でとてもいいプレーができたと思う。ハードワークとグラスコートでのプレーが報われたようで、本当に嬉しい。」と喜びを語りました。

そして、グランドスラム3大会連続優勝を目指す第2シードのR・ナダルは、第27シードのL・ソネゴを6-1, 6-2, 6-4のストレートで破り、3年ぶり10度目のベスト16進出を果たしました。

2時間4分で快勝したナダルは、「今日はかなり改善されたと思う。そのことにとても満足している。決定力、よりアグレッシブなプレー、ネットに向かうことなど、前日よりもずっといいものがたくさんできた。大会が始まって以来、間違いなくベストマッチだった。」と手応えを感じている様子でした。

また、連勝街道をひた走っていた女子第1シードのI・シフィオンテクは、世界ランク37位のA・コルネに4-6, 2-6のストレートで敗れ、ついに連勝記録が37でストップしました。

シフィオンテクは、「今日はいいテニスができなかった。自分の戦術にかなり戸惑っていた。試合の前にどう感じていたか、練習中にどう感じていたかを自分で理解している。正直、こういうことが起こりうるということは、なんとなく分かっていた。正しい姿勢ではないかもしれないけれど。これからグラスコートでも、いい感じにプレーできるようになりたいと思う。今日は上手くいかなかったけど、また次の経験を楽しみにしている。」と前を向いていました。

最後に、男子シングルス3回戦で破れたものの、37歳のJ・イズナーが、男子テニスのサービスエース本数の最多記録を更新する快挙を成し遂げました。なんとその数1万3,748本。I・カルロビッチの記録を更新し、歴代単独トップとなりました。

イズナーは「この記録をとても誇りに思う。ウィンブルドンで通算エース記録を作れたことはとても特別なことだ。長い間、健康を維持し、エースを打つためにコートに立ち続けることができたのは、私の中ではプロフェッショナルであることの証明だ。普段あまり自分を褒めることはないけど、今回は褒めてあげてもいいかなと思う。これからもプレーを続け、自分の記録を増やし続けようと思っている。」と語りました。

それでは、この3試合のハイライト映像+「イズナーの史上最多サービスエース記録樹立の瞬間」をご覧ください!










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