
国枝慎吾、初のウィンブルドン制覇で生涯ゴールデンスラム達成!
テニスのウィンブルドン(グランドスラム)は10日、男子車いすテニスのシングルス決勝戦が行われ、第1シードの国枝慎吾が第2シードのA・ヒューエットを4-6, 7-5, 7-6(10-5)で破り、悲願の大会初優勝を飾るとともに、グランドスラム4大会とパラリンピックを制覇する『生涯ゴールデンスラム』を達成しました。これは、男子車いすテニス史上初の快挙となります。
今大会ダブルスでも優勝した38歳の国枝は、グランドスラムでシングルス28勝、ダブルスで22勝の通算50勝を達成。今年は全豪と全仏も制しており、9月に開催される全米オープンでは、年間グランドスラム達成を目指すこととなりました。
国枝は試合後、「とてもタフな試合。キャリアの中でも最もタフな試合の一つでした。決して諦めないということが、この試合のキーポイントでした。ウィンブルドンは自分にとって一番難しいタイトルでしたが、今年は芝でもいいプレーする方法を見つけることができ、念願であった、初のウィンブルドン優勝を達成することができました。心から嬉しく思っています。」と喜びを語りました。
また、国枝の功績をたたえ、特別報奨として2,000万円を支払うと発表した、株式会社ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長である柳井正氏は、「国枝選手の生涯ゴールデンスラムの達成を心から祝福します。国枝選手は、ユニクロのグローバルブランドアンバサダーで、ユニクロとともに世界一を目指すパートナーです。卓越した能力と強い精神力を兼ね備えたアスリートが、ユニクロのアンバサダーであることを大変光栄に思います。国枝選手の歴史的な偉業をサポートできたことは、私をはじめユニクロ全従業員にとっての誇りです。」と国枝を称賛しました。
それでは、男子車いす決勝戦のハイライト映像をご覧ください!
男女ダブルス決勝ハイライトもどうぞ!
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